年明けの1/8から1/14まで韓国の仁川にあるパラダイスシティカジノにてポーカーの遠征に行ってきました。
これから始めてポーカーの遠征に行く人や、韓国のパラダイスシティに行く人の参考になればと思い記事にしようと思います。
これで何度目ってくらいのパラダイスシティですが、今回行くのが約2年ぶりでした。
カジノ入った瞬間に鼻孔をくすぐるあの匂いはHomeに帰ってきた感がありました。笑
仁川からパラダイスシティカジノまでのアクセス]
仁川空港からパラダイスシティカジノまでは無料のシャトルバスが出ています。
乗り場は二つあり、どちらも30分間隔で運行しています。
- 1階Gate3出入り口の向かい側3C停留所 05:05~23:05
- 1階Gate14出入り口の向かい側14C停留所 05:10~23:10
バス乗ってからパラダイスシティまでは大体5~6分くらいで着きます。
マジで近い。
ちなみに私はバス待つのも面倒なのでいつもタクシー拾ってカジノまで行きます。
韓国のタクシーの初乗り運賃は激安の3,800KRW(380円位)でした。
カジノまではワンメーター回るか回らないか位なのでバス乗り場確認するのが面倒な人はタクシー使ってしまいましょう。
まずはやること
パラダイスシティカジノに付いたらまずは、入り口のカウンターでパスポートを見せて入場します。
余談ですが韓国のカジノは韓国籍の人はギャンブル依存症対策の為に原則入場できないようになっています。
入場したらまずは会員カードの作成をしましょう。
ポーカー自体は会員カードなくてもプレイできますが、バカラ・ルーレット・ブラックジャック等のテーブルゲームやスロットをプレイするとポイントが溜まるようになっています。
ポイントを交換することでカジノ内のCafe9というところで食事もできますし、会員ステータスが上がると無料宿泊等の特典もつきます。
ポーカーのレートと軍資金
2023年1月時点ではポーカーテーブルは入場して直ぐのエリアにあります。
2年前行った時はカジノの一番奥、Cafe9の横位に会ったんですが、移動したみたいですね。
私が行った期間はASPTというポーカーのトーナメントの開催期間中だったので、鬼のように日本人が居ました。
普段のレートは1,000KRW/3,000KRW(面倒なので以降1USD/3USD表記します)が1卓と2,000KRW/5,000KRW(大体 2USD/5USD)が1卓、夕方から立つようです。
ただ私が行ったASPT期間中は12時からウェイティングの受付開始で、成人の日を含んだ3連休の土日はその時点で1USD/3USDが30人位リストに名前が並びます。2USD/5USDは15人位だったと思います。
ウェイティングに失敗した人は明洞の方にあるウォーカーヒルって言うカジノにタクシー相乗りで行ったりしてました。
まあ何が言いたいかというと、何もない土日にパラダイスシティ行くのであればそんなにウェイティングの心配ないですが、大会期間と被る場合は注意が必要ですってことです。
そして軍資金ですが、$1/$3を打つのであれば1,000BBの$3,000あれば破産することなく遊べる範囲かと思います。
成績
仁川に着いたのが8日でしたが、稼働始めたのは9日~13日の5日間です。
- 1日目:稼働時間9時間 収支+15,800円 時給1,700円
- 2日目:稼働時間14時間 収支+18,000円 時給1,300円
- 3日目:稼働時間9時間 収支+56,000円 時給6,300円
- 4日目:稼働時間13時間 収支△16,500円 時給△1,300円
- 5日目:稼働時間10時間 収支△58,500円 時給△5,800円
総稼働時間55時間、トータル収支が+14,800円、時給270円という結果でした。
ちなみに時給270円というのは大体ブルガリアの時給(277円)と同じ位の様です。
泣けます。
プレイヤーの傾向とレベル
私が行った期間中は9割日本人でした。たまにXX系韓国人の人や中国人、台湾人、欧米系の人もいましたが9人卓で8人は日本人って感じでしたね。
日本人の傾向
日本の人はやっぱり固いですね、4Betや5Betにはほとんどブラフは無いように感じました。
逆に言うとしっかりライト3betも打ってくるので、こちらに適切なライト4betレンジを構築できていればかなり利益的な印象も受けました。
そしてタイトが故に、トップヒットを降りることが割と出来るのでそこもブラフのねらい目でした。
中国人 XX系韓国人
中国人、XX系韓国人の方はかなりアグレッシブです。
完全なエアーで3発打ち切ることに一切の迷いがありません。
しかもたまにナッツやセカンドナッツ等を混ぜてくるので質が悪いです。笑
この手の人たちには美味いことブラフキャッチできれば最高ですが、基本は強い手でブラフ少な目で対応するのが吉だと感じました。
ただもちろん降りまくっていると相手に付け込まれるので、適度な頻度でコールダウンする必要もあると思います。
台湾系 欧米系
台湾人の方や欧米系の人は上手くプレイのバランスが取れているように感じました。
ポジションやブロッカーを上手く利用してブラフをしてきたりで、一番やりにくい相手だったと思います。
キャッシュで総じて言えることですが、プレイヤーやテーブルの印象を見て自分のプレイをフレキシブルに変化させるのがかなり重要だと再認識しました。
キャッシュゲームの振り返りと反省
今回のキャッシュゲームでは5日間という短い期間だったので「分散上等!!」の覚悟で打っていました。
1日目~3日目はハンドも絡みそこそこ実力通りのプレイだったかなと思います。
問題は4日目です。
VS中国人相手に3Bet potで約60,000円のPOTを落としました。
3Bet POTで私がOOPでした。コーラ側に有利+ペアボードだったのでオーバーペアでコールするのは難しいだろうと判断してブラフに行きましたが捕まってしまいましたね。
正直これはVS日本人であれば通ったんじゃないかと思ってるんですが、迷いの残るワンハンドになりました。
そして5日目は最後の最後にプリフロップAKs<AAで△50,000円、フロップでOEFD<セットで△50,000円と散々な結果になりました。
OEFD<セットは結構なEQあったので悪いプレイだとは思っていませんが、プリフロでAK<AAを入れ切ったのは今思うと判断ミスだったと思います。
相手は日本人で、それまでの傾向でTPTK以上でなければかなりパッシブにプレイする方でした。
その方に対して私がオープンレイズ、相手から3bet、私が4betを返して相手から5betが返ってきました。
その時の心境はOEFDを引けず焼けていて「取り返したい!!」という思いがかなり強かったように思います。
なので迷わず6bet AIを返し相手からスナップコールされました。
ボードは特に何もなく全弾持っていかれましたね。。。
AKsでオールインに行くこと自体は問題ないと思いますが、相手の傾向をしっかり考えられていなかったのが問題でした。
恐らくあの日本人の方であればQQ,JJ,AKらへんは4betをCCしていたと思います。
その方が5Bet 返している時点でKK>以上は確定なので、降りるという判断が頭をかすめても良かったはずなんです。
結果としてAIすることになっていたとしても、思考するプロセスを飛ばしたことがかなり心残りになりました。
カジノに持って行った方がよいもの
ここではカジノでポーカープレイ中にあった方がよいものを紹介します。
現金やパスポートといった必需品ではなく、『あったら快適だなー』って感じのものです。
ホッカイロ機能付きバッテリー
パラダイスシティのポーカーテーブルにはチャージャーがついていません。
フィリピンのOKADA MANILAだとテーブルにUSBチャージャーがついてるので、ケーブルさえあれば充電できますが、パラダイスシティの場合は充電BOXに入れてカギをかけて充電する必要があります。
カギをかけれるので盗難の心配は少ないですが、何かと暇なポーカーテーブルで充電できた方が良いと思うので、持参することを強くお勧めします。
おススメは電気カイロも付いたモバイルバッテリーです。
カジノの温度設定は割とバグり気味なのでクソ寒かったりします。
そんな時に電気カイロあると全然違うので私はかなり重宝しています。
カイロ機能使っても1日でバッテリーなくなることはないので、バッテリー容量の方も安心です。
フロントジップのパーカー
先に紹介した通り、カジノ内の温度設定はポラライズされ気味なので、サクッと上に羽織れるパーカーがあると便利です。
プレイ中は頭も体も熱くなったりしますが、ハンドが来ないと急に体も冷めることがあります。
夏場は冷房効きすぎて風邪ひくレベルなので、夏場でも必須です。
おすすめはUNIQLOのエアリズムUVカットフルジップパーカです。
UVカット機能もあるので、夏場に着るのにもぴったりです。
ノイズキャンセリング機能付きイヤホン or ヘッドホン
迷惑をかけない範囲で動画を見たり音楽を聴きながらプレイしている人は多いです。
普通のイヤホン・ヘッドホンでも良いですがカジノは意外とうるさいので、ノイズキャンセリングで外界の音を遮断して集中するのもありだと思います
また飛行機乗っている時もノイズキャンセリングは役に立つので買うのであれば、絶対にノイズキャンセリング機能付きの購入をお勧めします。
ヘッドホンであれば↓の記事でもおススメしているSONYのWH-1000xm4です。
【SONY】頭大きい人がワイヤレスヘッドホンを1年間使ったガチレビュー【WH-1000XM4】
こんにちは、チーウーです。 昨年の冬にAmazonの年末セールでSONYのWH-1000XM4の限定色ミッドナイトブルーを買って1年経過したので感想をレビューしたいと思います。 結論を言うと、ワイヤレ ...
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人よりかなり頭大きい私ですが、痛みもなく付けれますしノイズキャンセリングの効果凄いです。
イヤホンであればAirPods一択ですね。とにかくペアリングしやすいしiPhoneとの親和性は言わずもがなです。
食事
パラダイスシティカジノは複合施設みたいになっているので、カフェやビュッフェ、焼き肉等様々なレストランが施設の中にあります。
今回の遠征で行ったごはん屋さんを紹介します。
値段は総じて高めでした。
Cafe9
カジノ内にもCafe9というレストラン?的な施設があるのでカジノからでなくても飲食は可能です。
Cafe9のごはんは大体12,000KRWくらいなので、日本円で1,200円位です。
夕方と深夜に1時間ずつオーダーがストップする時間がありますが、基本的に24時間やっているのでポーカー中はここでご飯食べてました。
味は1,200円にしては...って感じですが、決して不味くはないです。キムチは美味しいです。
カレーは日本のカレーを100点とすると37点位の味でした。カレーは頼まなくてよいと思います。
カフェ
施設内にあるカフェです。ラテが大体600円位でフードも大体600円位でした。
毎朝兼毎昼のごはんがここでラテとフード食べてました。
ケーキはスタバの倍くらいありそうな大きさで、大体900円位。カップルで食べるのにちょうどよさそうです。
朝はかなり空いているので、ウェイティング入れた後にまったりするのに最適でした。
FIREBELL(ハンバーガー)とPAULIES PIZZA(ピザ)
ピザは確か一枚2,200円位でめちゃくちゃ大きいので一人で食べる人はかなり注意が必要です。
味はかなり美味しいです。
ハンバーガーはセットで1,700位だったので、日本で1,700円のハンバーガーの事考えたら費用対効果微妙ですね。
決して味は不味くないですが、価格に対してを考えてしまいます。
まとめ
収支の面ではかなり不本意な成績になりました。
自分なりに改善の余地はあると思ったので、次回の遠征では改善して経費負けしないように勝ち切りたいと思います。
また同卓したプレイヤーの中で連絡先を交換できた方もいて、人の縁という意味では金額以上の価値があったと思っています。
次回はその連絡先交換した方とフィリピンにでも行けるといいな~と思っています。
今回の記事は以上で、ご覧いただきありがとうございました!