お盆休みを利用して久しぶりにフィリピンのオカダマニラ(OKADA MANILA)でポーカーしてきました。
いやー、夢のような時間でした。寝ても覚めてもポーカー三昧。
滞在中は英語の座学から少し離れましたが、現地でバチバチに英語話したのでそこは良しとします。
次回フィリピン遠征への反省も含めて、フィリピンにポーカーしに行く人の参考になればお思い駄文で記録残そうと思います。
ニノイ・アキノ国際空港からOKADA MANILAまで
マニラのニノイ・アキノ国際空港に着いたらさっそくOKADA MANILA目指していきます。
大体車で15分くらいで着くのでGrabで移動しましょう。
タクシーもありますがGrabを利用するのが無難です。
アプリで配車完了しますし、事前にクレカの登録をしておけば決済もスマホ上で完結してくれます。
レート良くない空港で両替する必要がなくなります。
OKADA MANILAのPeal Wingってところがメインエントランスになっているので、そこに着けてもらいましょう。
まずはやること
Peal Wing着いたら金属探知機を通ってエントランスに入ります。
入って右手前方にクロークがあるのでここで大きい荷物は預けることになります。
下の記事でも紹介したPOTER TANKER DAYPACKで入ろうとしましたが、NGでした。
POTER TANKER DAYPACK 最高です
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なのでマンハッタンのサコッシュに必要なものを入れて入場します。
後述しますが、小さめのボディバック or サコッシュ持っていくと小物簡単に持ち運べて便利です。
韓国ではまずはプレイヤーズカードの作成が必要でしたが、フィリピンでは必ずしも必要ありません。
ただ、換金とデポジットと無料Wifiで使用するので作っておいた方がベターです。
換金とデポジットについても後述します。
ポーカーのレートと軍資金
ポーカーテーブルはPeal Wingから入ってかなり直進したところにあります。
近くにフードコートがあるのでわかりやすいはずです。
私が行ったのが8/13~8/19、お盆休みだからか結構日本人の人もいました。
卓が立ち始めるのが大体正午過ぎくらいからです。
50P/100Pと25P/50Pがまず立ち、100P/200P以上が順次立っていきます。
ピークタイムが大体19時~21時で50P/100Pが5~6卓位、100P/200Pが2~3卓位立っていました。
1P(ペソ)が大体2.5円位なので50P/100Pが大体USDでいうところの$1/$3位ですね。
ピークタイムや金曜・土曜なんかはウェイティングがえげついことになるので、人によってはNewport World Resorts(旧RWM)やGGに行ってる人もいました。
50P/100Pの軍資金ですが肌感覚30万円くらいあれば多少の下振れには耐えれるのではと思います。
50P/100PのMax buy inが3万Pなので約4buy in 分ですね。
100P/200Pは打ってませんがMax buy in が10万Pと考えると100万円くらいはもっていきたいところです。
戦績
マニラに着いたのが13日だったので、稼働は14日~19日の6日間です。
1P=2.5円、$1=145円換算で計算してます。
- 1日目:稼働時間3時間 収支+$280 時給$95
- 2日目:稼働時間8.5時間 収支△$295 時給△$35
- 3日目:稼働時間10時間 収支△$329 時給△$33
- 4日目:稼働時間8.5時間 収支+$1,107 時給$132
- 5日目:稼働時間9.5時間 収支△$673 時給△$70
- 6日目:稼働時間8.5時間 収支+$200 時+$24
総稼働時間48時間、トータル収支が+42,050円、時給876円という結果でした。
ちなみに時給860円というのはアンドラ(928円)とバハマ(725円)の間位の時給です、泣けます。
プレイヤーの傾向とレベル
私は50P/100Pしか打っていないので、その前提でご覧ください。
私が行った期間中はお盆期間だったこともあり大体2~3割位が日本人、2~3割が韓国 or 中国、4割~6割がフィリピン人の方でした。
まず全体の傾向として半端じゃなくリンプとコールドコールが多いです。
まじでAQsとかAKとか場合によってはQQでも平気で潜ってきます、3Betしないです。
VS 日本人
いい意味で教科書通りのプレイラインが多いので、プレイするのはやりやすかったです。
こちらのオープンに対して適切なレンジで3Betを返してきます。
3Betに対してはプレミアでしっかり4Bet返しますし、ドローやペアがなければプリフロでしっかり降ります。
韓国遠征でも感じましたが、ライト3Betも打ってくるのでこちらに適切なライト4Betレンジを構築しておけば利益的だと思います。
そしてタイトが故にTPMKやAKQのボードに対してのミドルポケットなんかも降りてくれるので、そこはブラフの狙い目だと感じました。
中国人、韓国人
ここはやはりアグレッシブでした、特に中国系の方。
結構広めなハンドレンジでエアーブラフも3発打ち切りますし、謎フルハウスや謎2Pなども作ってブラフしてくるので質が悪いです。笑
そしてこの手の人たちはコールレンジも広かった印象です。
オリジナルレイザーへの3Betに対して、オリジナルレイザーがコールで対応するのはわかりますが、コールドコールで回した中国/韓国系の人も平気でコールしてきます。
私はポジジョンが悪いときは5bb~11bb位のオープンレイズをしてマージナルなハンドは叩き落すようにしてました。
この対応で全てのマージナルハンド叩き落せていたかわかりませんが、3bbオープンとかだとマジでエニハンコール位の勢いでついてきます。
フィリピン人
とにかくリンプとコールが多いです。
対応は一つ、強いハンドで殴りまくるを意識しました。
時にラッキーでチップを持っていかれることもありますが、逆が大半です。
ただし中国/韓国人のところでも書きましたが、3bbオープン位であればフィリピン人もめっちゃコールで入ります。
UTGで日本人がAA 3bbオープン で後ろ5人コール、とかで日本人の人がAAを含むプレミアを割られているのは何回も見ました。
ポジションやハンドによってオープンサイズはダイナミックに変えていいと思います。
Max1日12時間やったとしても、専業ではない限りオープンサイズのテルが認識されることは少ないと思います。
それよりもハンドやポジション、相手によって爆裂にオープンサイズ変えるとこが大きな利益を生む気がします。
キャッシュゲームの全体の振り返りと反省
まずは総収支がプラスで終わったので、そこは褒めてあげたいと思います。
ただ、驕りと言うか舐めたプレイが多かった気がします。
今回のキャッシュゲームでは去年の9月に5日で50時間稼働、約+250,000円だった経験から『今回もめっちゃ勝てるやろ』くらいの気持ちでいました。
強気で臨むのは勿論いいことだと思いますが、相手の事を分析せずに自分本位のプレイを随所にしてしまったことが悔やまれます。
あくまでも相手ありきですからね、反省です。
最後3日間くらいは、明確に”相手”を意識してプレイしましたが次回は最初から意識してプレイしていきます。
余談 テーブル上での両替について
50P/100PでSB/BBがピッタリ払えないこと、勿論ありますよね。
もし自分に十分に25Pチップがあるのであれば積極的に両替をすることをお勧めします。
これは親切と言うのも勿論あるんですが、ハンド数を増やすという意味でも重要だと思ってます。
ディーラーがお釣りを用意する間、プレイは勿論止まりますよね。
お釣りを持っている人がサクッとchipを変えるだけで、時間当たりのハンド数は結構変わってきます。
ハンド数をこなせると本来の実力に収支が収斂していくので、私は兎に角お釣り用意して、ハンド数増やせるように心がけてました。
フィリピンポーカーの必需品
ここではプレイしてみて思った必要なモノを書いていきます。
お金とかパスポートみたいな言わずもがなのモノは省略します。
サコッシュ
”カジノ着いたらまずやること”にも書きましたが、大きい荷物はクロークに預けることになります。
カジノ内には手ぶら、もしくは小さめのボディバックしか持ち込めません。
私はマンハッタンのサコッシュに必要なモノを入れて持ち運んでいました。
ここにパスポート、現金、チップ、カジノのメンバーズカード、リップ、イヤホン、充電ケーブルを入れてました。
必要最低限のモノを持ち運ぶのにはサコッシュ是非お勧めです!
余談ですが、ポーカテーブルにUSBの充電ポートがあるので、ケーブルさえ持っていけば充電できます。
なのでバッテリーを持ち歩きたくない人はケーブルだけ持っていけばOKです。
リップスティック
韓国のパラダイスシティより空調が効いているせいか、めっちゃ乾燥します。
なのでリップスティックは持って行って損はないです。
イヤホン
ウェイティングの時に暇なので持って行った方がいいです。
ただしプレイ中はテーブルトーク聞いたり、喋らないで一生イヤホンしてる人の印象の悪さが目立つので、つけないことをお勧めします。
せっかく海外行ってポーカーするからには積極的に言葉交わした方が楽しいです!
飛行機の中でも映画観たり、移動時間に動画楽しむためにもノイキャン付きのイヤホンをお勧めします。
やっぱりAir pods最強です。
食事
食事は、朝食兼お昼は大体カジノで食べてました。
基本はスタバでドリンクとフード買って、プレイしながら食べるスタイル。
たまにポーカーフロアの近くにあるフードコートでペッパーランチ食べました。
横に家系ラーメンのお店もあります。
スタバはドリンクの値段もフードの値段も日本とあまり変わりませんが、フードの量がかなり多いです。
ケーキなんか同じ値段で1.5倍くらい違う大きさでした。
宿について
今回私は友人の家に泊まったので宿代はかかっていません。
ニノイ・アキノ空港の少し北位にあるBGCという街に泊まっていました。
大体そこからOKADA MANILAまでは30分くらい、Grabで大体400P~500Pかかる距離です。
移動代もなんだかんだ馬鹿にならないので、取れる人はOKADA MANILAに近くにホテルとるのが一番です。
もしBGCあたりや、OKADA MANILAから離れたところに宿とる人は、Grab使うときに絶対高速道路使うにした方がいいです。
下道はめっちゃ混雑しますし、フィリピンでの高速代はかなり安いです。
正確な区間に対しての料金はわかりませんが、OKADA MANILA→BGCで大体50Pくらいでした。
フィリピン滞在でのTips
フィリピン滞在でこれやっといて良かったとか、むしろやらなくてよかった情報載せておきます。
両替について
↓のブログで紹介されていますが、日本円→フィリピンペソへの両替はOKADA MANILA内のスロットマシンで行うのがおススメです。
https://casino-traveller.com/casino-report/philippines-2/
カードにデポジットも出来て現金を持ち歩かなくて済みますので、危険も減ります。
逆にフィリピンペソ→日本円への両替はVIP Lounge近くのtivoliという両替所がレートかなり高いです。
Simについて
フィリピンでの滞在で現地のSimは入れておいた方が良いです。
空港やカジノはFreeWifi飛んでますが、Grabの車捕まえるところではギリギリ回線拾えないこともあります。
私はe-simを事前に日本で購入して行き、現地に着いたら即使えるようにしておきました。
面倒な設定は特に必要ないので、↓のアプリからフィリピンのe-sim事前に購入しておくことをお勧めします。
今回は1週間の滞在で3GB/30日プラン買いました。
実際に使用したデータ容量が大体2GB位だったので、人によっては1GBをなくなったら買い足すでもいいかもしれません。
チップについて
チップは基本なしでいいですが、おつりが余った時とかには渡してました。
あとポーカーでも大きいポット取った時はディーラーに渡すようにしてましたね。
ただチップ渡さなくてもディーラーが不機嫌になるとかは無いので、そこまで神経質になる必要はないです。
Grabでの注意
たまに配車された車に乗れなかった時がありました。
その時に乗ったことになり、決済まで完了してしまうことがありました。
もし乗ってないのに課金された場合は、Grabのアプリから返金願いを出しましょう。
大体すぐに返金されます。
まとめ
徒然に書きましたが、今後フィリピンに旅行する人やOKADA MANILAでポーカーする人の参考になれば幸いです。
フィリピンは本当に人がフレンドリーで、エネルギッシュで、発展途上感が強い素敵な国です。
十分注意すれば大きな危険には遭遇しないので、是非行ってほしい国です!