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現役購買マンが購買部門のやりがいについて解説

こんにちは、チーウーです。

今回は購買部門のやりがいとメリットについて、詳しく解説していきます。

前回の記事では、購買・調達部門について噂のウソ・ホントの記事をまとめました。

まだ読まれてない方は是非読んでみてください。

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その中で、購買部門の大変なところについては触れましたが、やりがいやメリットについては触れていませんでした。

今回はそんな購買部門のやりがいとメリット5選についてまとめていきます。

購買は大変な部門でもありますが、非常にやりがいのある部門でもあります。

この記事を読み終えるころには、購買部門で働きたくなっているはずです!

では本題に入ります!

購買部門のやりがいとメリット 5選

早速ですが、購買部門のやりがい5選をまとめて紹介していきます。

購買部門のやりがい5選

  • 海外とのやり取りの多さ
  • 会社の利益に直結する活動
  • 部品知識=業界知識=専門知識が広がる
  • 変化の多い環境に身を置ける
  • お金に関する知識が身に付く

仕事へのモチベーションは千差万別で、人によってはやりがいではなく辛いと感じることもありますが、

私が購買部門に携わってきてやりがいに感じたことはこの5つです。

では早速解説していきます。

海外とのやり取りの多さ

購買部門は海外とのやり取りが多いです

日系メーカーでは製造工場が海外にある場合が多く、部品サプライヤーも海外に立地している場合が多いです。

その為、やり取りは必然的に英語になります。

英語でのやり取りは、日本語でのコミュニケーションと比較してかなりタフですが、とてもやりがいがあります

私は英語を使いたくて、英語を使ったビジネスの経験をしたくて、海外と携われる部署を希望して購買に配属されました。

英語を使いたかった理由は、いくつかありますが、
一番は国内だけにとどまらず世界の人と一緒にビジネスをやってみたかったからです。

製造業で国内だけにとどまっての成長は難しい中、世界を相手に交渉や調整を行うのは非常に大変ですが、
それと同時に非常にやりがいのある仕事だと思います。

基本的にはメールでのやり取りが7割位、電話でのやりとりが2割、TV会議でのやり取りが1割位です。

余談ですが、中国人の方はかなりの割合で日本語が使える人が多いです。

また少なくとも英語は並みの日本人よりは遥かに出来る人が多い印象です。

会社の利益を直接生み出せる活動

購買の活動は会社の利益に直結する活動の為、強いやりがいを感じます。

購買の仕事解説でも触れていますが、コストダウン活動は会社の利益に直結する活動です。

モノの価値は モノの価値=商品としての魅力/価格で考えることができます。

商品としての魅力が高ければ高いほど、モノの価値がとても高くなります。

典型的な例として、iPhoneが挙げられるかと思います。

iPhoneは極端な値下げは行いませんが、商品としての魅力が大きく、モノの価値としての下落が小さいです。

購買部門は商品としての魅力を上げることは難しいですが、部品のコストダウンを行うことで、モノの価値を上げることができます。

商品としての魅力が大きくなくても、価格を下げることによってモノの価値を上げることができます。

またモノの価値は日々劣化していくので、購買部門の価格低減活動のいかんによって、
企業活動の種目的である営利活動を持続・加速させることができます。

自身のコストダウンの如何によって、会社の利益に直接貢献できるのは、
他の部門では中々経験のできないことです。

部品知識=業界知識=専門知識が広がる

購買部門は広範な部品知識、業界知識、専門知識を獲得できます。

購買部門では様々な材質や形状の部品を扱います。

樹脂材料、金属材料、梱包材料、ガス材料、薬液等、多種多様です。

購買として部品サプライヤーと交渉するためにはその取扱い部品についての知識をつけなければなりません。

その為、嫌でも部品知識はついてきます。

また部品事に調達環境は大きく異なる為、担当部品のトレンドや市況に詳しくなります。

2022年現在で言うと、半導体・電子部品の調達環境がかなり苛烈で、半導体製造に使用されるヘリウムやキセノンの調達環境も非常に厳しい状況が続いています。

その為、半導体の供給が逼迫=関係するガスの供給もやばくなる等の、『風が吹けば桶屋が儲かる』想像ができるようになります。

そして購買部門では、生涯を通して一つの部品を取り扱うことはなく、
定期的なローテーションで様々な部品を扱う為、様々な部品の知識を獲得することができます

変化の多い・大きい環境に身を置ける

購買部門程、環境変化への感応度が高い部門はありません。

購買部品の外部環境の変化は様々な要因で発生します。

コロナによるサプライチェーンの寸断とそれによる物流の停滞、2018年のアメリカー中国の貿易紛争、2022年のウクライナ問題等、様々な外部環境に大きく左右されます。

購買部門はその時々で適切な対応をしていかなくてはなりません。

なぜなら購買部門の至上命題は『必要なものを、必要な時に、必要な分だけ』調達することにあるからです。

外部環境が大きく変わったから調達できませんでしたでは、許されません。

購買部門はそんな変化の大きい環境の最前線を肌で感じ取れます。

変化の多い・大きい環境に身を置くことで、ビジネスパーソンとしての重要な情報の感度を磨くことができます

まとめ

今回は購買部門のやりがいについてまとめました。

購買部門のやりがい5選

  • 海外とのやり取りの多さ
  • 会社の利益に直結する活動
  • 部品知識=業界知識=専門知識が広がる
  • 変化の多い環境に身を置ける
  • お金に関する知識が身に付く

購買部門は企業の部門の中でもかなり大変な部門かと思います。

ただしその分やりがいも大きいものがあります。

購買部門への転職・就職に興味のある方は是非参考にしてみてください。

以上です、ご覧いただきありがとうございました。

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