こんにちは、チーウーです。
購買部門への向いていない人の特徴を以前記事にしました。
まだ読まれていない方は是非読んでみてください。
【現役購買マンが解説】購買・調達部門に向いていない人の特徴
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今回は、購買に向いていない特徴だと思われているが、実はそれは間違い編を紹介していきます。
今まで購買部門として働いている中で、後輩が『購買に向いていない』と悩む場面や、同期が『購買としてやっていけるか心配』と相談してくる場面がいくつかありました。
その時の後輩と同期は、悩んだりネガティブな感情の時なので冷静な状況判断や客観視が出来ていませんでした。
端的に言って全く向いていないことはなく、ただの勘違いと言う場合が多いです。
今回はその経験を基に、購買に向いていないと思いがちだけど、実はそれは間違いと言う特徴を紹介していきます。
おススメする人
- 購買・調達部門への就職を考えている人
- 購買・調達部門への転職を考えている人
- 購買・調達部門で適正に悩んでいる人
では早速本題に入っていきます!
購買部門に向いていない? 間違っている特徴3選
早速ですが、間違っている特徴を3選紹介します。
間違った特徴
- お酒が飲めない
- 上手く交渉ができない
- 数字に弱い
では、一つずつ解説していきます!
お酒が飲めない
お酒が飲めるかどうかは、関係ありません。
私が購買部門に配属されたときにまず聞かれたのが『お酒は飲める?』でした。
購買部門に向いている人の特徴5選でも書きましたが、お酒が飲めなくても購買活動はできますし、活躍もできます。
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そもそも、なぜ『購買=お酒』を飲むという発想になるかと言うと、
- コロナ以前は飲み会が多かった
- 取引先との会食の場も多々あり
- 海外出張の際は超絶お酒を飲まされる、特に中国
と言う感じで、お酒の場でコミュニケーションが促進されていた側面があるのは事実です。
なのでお酒を踏まえてのコミュニケーションを否定しているわけではありません。
ただお酒が飲める=購買に向いているとは話が違います。
購買の仕事はあくまでも、取引先を決め、価格交渉を行い、納期・在庫管理を行うことです。
あくまでも求められるのは実務能力なので、お酒が飲める必要は必ずしもありません。
上手く交渉できない
上手く交渉できない人も気にする必要はありません。
交渉事は慣れの部分が大きく、特に購買部門ではどのような口調で、柔和に or 辛辣に、ロジカルに or パッションで押し通して…
とサプライヤーによって交渉方法を変えるとはザラです。
OJTの先輩や上司と同席していく中で、交渉方法は吸収していくので問題はありません。
そして最初の交渉は誰でも緊張して上手くいかないものです。
そこから反省と対策を繰り返して、何を準備すればよりよい交渉に繋がるのか勉強していきます。
なので上手く交渉できずに向いていないと思っている人は気にしなくて大丈夫です。
数字に弱い
数字に極端に強い必要はないです。
私の上司がよく言うのは『四則演算ができればいい、別に微積分や行列ができる必要は全くない』です。
購買部門では、例えば以下の様な取り組みで数字を使います。
- 完成品の生産数量から部品別へ必要数量を展開
- コストダウン資料作成のための、積み上げコストの計算
- 生産・販売・在庫を計算して部品の手配フォーキャストを作成する
ただし、どの作業も四則演算さえできれば問題なく対応できます。
もちろん強いに越したことはないですが、それでも2次方程式位できれば十分です。
数字に弱くて購買に向いていないと思っている方、問題ないです。
まとめ
今回は、購買部門に向いていないと思われている間違った特徴をまとめました
間違った特徴
- お酒が飲めない
- 交渉ができない
- 数字に弱い
例え上記の特徴を持っていて、人に向いていないと言われても気にすることはありません。
必ず購買部員として活躍することができますので、安心してください。
今回は以上となります、ご覧いただきありがとうございました。